膝が痛い人へ

階段を降りるときに、なんだか膝がきしんで痛い。
ひどくなれば、膝が曲がらない、正座が出来ない。
これらの多くは膝のお皿の下や膝の中が痛いような気がして
いるのではないでしょうか?

それとは反対に膝の裏(ひかがみ)が痛みだし、膝から下の外側
腓骨に沿ってくるぶしまで何かに突き刺されているような痛
みが出る人ではありませんか?

どちらも腰が悪いといえるのですが、前者は腰椎の五つの
骨のどこかに痛みが走り、痛い膝と反対側の腰が痛むの
で、庇(かば)いながら歩くために目に見えないほどのびっこを
引いてしまうために、膝が使いすぎ状態の連続となり、痛み
出すのです。
使いすぎですから、熱を持ってきます。
熱を冷ますためには、リンパ液などが集まってきて冷却して
くれます。ぶよぶよと腫れてくるのです。
使いすぎがとれれば、引いてくるようです。

この痛い膝を徐々に庇い出しますと、今度は反対側の足首
に力が入ってきますので、足首が痛んできます。
ついには足首がグニャグニャと力が入らなくなり、杖を使い
始めるようになると、足の人差し指が親指に重なってゆくよ
うに足の指をかじかめていってしまうのです。
こうなると、痛い痛い病ではないかと思うほど、たつのも座
るのも、寝るのも痛いのです。
これを解消するには
大本の腰痛をとらなければ成りません。
その腰痛をとるにはそうなってしまった原因を探り出して取
り去ることでしょう。その件は腰痛のところで述べさせて頂き
ます。

そして、後者の膝の裏が痛み出す人は、座骨神経が痛み始
めている人です。
仙骨は五つの骨が一つにひっついて出来ているのですが、
可動性もあるのです。そしてそこには神経の穴が両側に四
ずつ並んでいて、おしりでまとまり座骨神経となって股裏中
心から膝の裏中心部へ下がり、ここで腓骨系に分かれて、
中央部はどんどん下がり、アキレス腱を経て足の裏に行
き、足指の付け根下で分かれています。

仙骨と腰椎のつながるところから、一本の神経が外から内
に出ていて、仙骨穴から出てくる神経とつながります。
この仙骨腰椎接合部に痛みが出ますと、座骨へと伝わり、
仙骨際から激痛が出始め、足を切り落としてもらいたいと思
うほどひどくなります。
もちろん痛みはひかがみから、腓骨へと伝わりどんどん痛く
なるのです。
もっとひどくなりますと、足の指の付け根部分が痛み出し一
歩を歩くのに激痛が走る人もいます。
この足の指付け根が痛むのを、モートン先生が病気である
と命名されて、モートン病と呼んでいる人もいます。
多くのお医者様は、その神の手で、神経をブロックするか切
り取ってしまわれているようです。それが医療なのでしょう。

しかし、そこが痛む原因である、腰椎と仙骨のつながりから
出ている神経付近の痛みを消すことで案外簡単に痛くなく
なるのです。
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